母性的な受容と父性的な教育
私が人財育成に携わるようなって丸10年になります。
講師としてまだ経験が浅い頃一番気になっていたのは、“受講アンケートの評価”でした。
そのアンケートの項目の中でも、『満足度』が高いほど落ち着く自分がいた気がします。
しかし最近では結果よりも、「今日の講座は受講生の今後に本当に役立ったのか?」を
常に考えるようになってきました。
だからこそ、もちろん時には厳しさも必要だと思っています。
現在、水曜日の夜はある心理学セミナーの研究コースで学んでいますが、その先生が
おっしゃった言葉が、“講師をやるためには母性的な受容と父性的な教育が必要”です。
その先生の、優しい(母性的な受容)ながらも、時に厳しさを持って受講生に接する
(父性的な教育)態度、いつの間にか自分自身のスタイルに慣れきっている私にとっ
て大きな気づきを与えてくれました。
いよいよ4月からは新入社員研修、そして新任の管理者研修の時期を迎えます。
勇気と自信を持って、本当の意味で受講生が「受けて良かった」と感じていただける
よう全身全霊で受講生と接していきたいと思います。
ぜひ期待してください!!