原点に返る … 研修講師の使命とは

2014年9月に初めて九州生産性本部で『ビジネス交渉術』のセミナーを実施しました。

ある受講者の方から研修終了後に頂いたメールを紹介します。

人財育成に携わる者として、忘れてはいけないことを思い出させていただきました。

 

『今回、生産性本部より研修の案内が届いた際、その内容にとても惹かれました。 

とはいえ、過去に営業の経験はなく、研修自体に付いて行けるかの不安もあり、なかなか

決断できずに10日前まで悩みました。あとは、参加するなら自腹という点。

37,000円近い自己投資を回収(使えるようになる)できるかどうか?                        

最終的には、初めの「知りたい、学びたい!」という原点の思いに立ち返り参加させて

いただいた次第です。                                            

 研修自体はワークも多く、とても楽しく学ぶことができ感謝しております。 

しかし、最後のワークでがっくり。チームでの取組みでしたが、学んだことが活かせず

終わってしまったことに不安といいますか、自分にがっかりしました。

そして一晩たって出勤。考えを改めました。                                    

私はすぐに使えなくても、営業スタッフに学んだことを伝えることはできる、と。                 (本当は、使えないと伝わらないかもしれませんが・・・)                              

秋は色々と社内研修がありますが、

合間を縫って学んだことを伝える時間をぜひ作りたいと思います。』

 

研修を受けさせられるのではなく、

                                    自己成長のために自ら選択し、お金を出し受講する。

研修講師として、そのような受講生の思いを真摯に受け止め、

                 「高山のセミナーを受講して本当に良かった」と

                               喜んでもらえるように、より一層精進してまいります。

本当にありがとうございました。